オランダ教育視察

一週間程、出張でオランダの教育を視察してきた。

日本でも最近よく取り上げられているが、非常に多様な側面からオランダ教育を見ることができ、充実した旅だった。

ツイッターで見たこと・感じたことをつぶやいたので、ぜひご覧ください。
こちら

感じたこと

・誰もが自由に学校を作れる制度、素敵。
・一方、その「自由さ」のうらには「不自由さ」が隠れている。
・例えば政府が学校にあまり介入できないため、最低限の学力の担保や、特別支援教育に課題がある (ソース
⇒例えばオランダには通級指導教室・特別支援学級が存在しない。
 障害のある子どもは通常学級(判定によって特別支援教育予算にて資源が+アルファされる)もしくは特別支援学校の選択
・他の国の教育モデルを見る時には、客観的に見る必要がある。
・方法論に偏るのはよくないが、理念のみの追求では方法が確立されにくい。
・「多様性」と言った時にどこまでの「多様」が対象なのかを考える必要がある。
・自分の凸凹や特性を理解してくれている人たちとの集団行動はあまり苦ではない。
・オランダ料理はおもったよりおいしかった。

などなど。


一つの教育スタイルで多様な子ども全てのニーズに応えることは難しいため、私は生態系としてのインクルーシブ教育を追求したいと確信した。

あらためて「理想の教育」ってなんだろう、と自分が大切にしている価値観と向き合う機会に感謝。

コメント