インクルーシブ教育を分野領域横断的に考える研究会「あぜみ」開講

先週博士論文の中間発表を終えた。
構想発表を終えてから2年半、時間がかかったが、この2年半は自分にとって非常に貴重だったかと思う。
ご指摘もたくさんいただき、これからが勝負だが…


さて、3月はイベントをたくさん仕掛ける予定。
今日は一つ目について。



インクルーシブ教育を分野・領域横断的に考える研究会 

通称「あぜみ」 開講!

初回は
3月1日(金)13:00~16:00 @オリンピックセンター

その名の通り、分野・領域横断的にインクルーシブ教育を考える研究会。

基本的には学部生・大学院生でインクルーシブ教育・インクルージョンの研究をしている方、したい方が対象。

ただ今メンバーが7大学?8大学?から10名ほど?かな。(あぜみ長・伊藤君に全て任せているのであたしは何もわかっていない)
福祉・医療・教育・特別支援 多様な分野を勉強している方が集まります。

第1回はそれぞれのやってきた研究や関心テーマについて共有します。その後は発表者を決めて毎回発表していただく。

なぜあぜみを開講しようと思ったか?

①特別支援の分野だけで「インクルーシブ」の研究をしていても意味がないから
②「インクルーシブの研究したい!」と思っている方たちと切磋琢磨しあいたいと思ったから
③それぞれが素敵な研究者になることで、なんだかおもしろそうなことができそうだから


集まったメンバーはとにかくインクルーシブに対する思い、研究に対する思いがあつい!

研究を長らくやっていると、「なぜやっているんだ?」を忘れそうになる。
どんな研究だってそうだ。
きっとこの人達との研究会では、毎月立ち返って思い出せる。対立するのではなく、お互いに高めあえる。
そんな気がしている。


ということで、「あぜみに入りたい!」という方がいたら、ぜひ研究計画書や既に執筆済みの論文等を私に送ってください。
また、傍聴したい!見学したい!という方も大歓迎です。

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何度も言っているが、日本は「障害のある人の権利条約」に批准をしようとしている。
批准のためには「インクルーシブ教育システムの構築」が必要であるとされている。
誰が構築するの?政治家?文科省?
あたしたちじゃないの?

そんな中、「インクルーシブ教育ってなに?」という質問に答えられない研究者や学生が多いことは悲しいことである。特別支援教育の勉強をしている人も答えられない。むしろ興味なさそうな人もいる。「多様なニーズ」が「障害」のみとしか捉えられていない。

これはあたしの責任でもある。
それをどうにかしたい!と思う気持ちが正直非常に大きい。

そして一緒に本気で考える研究者の仲間がほしい。切実に!

コメント

  1. 素敵!\(^^)/
    聴講だけでも参加したい◎

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    1. ぜひおいでー!!月1でやる予定だから!

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